PMPは役に立つのか

IT技術

この記事の対象読者
 ⇒PMP(Project Management Professional)資格をとろうか迷っている人

この記事を読んでわかること
 ⇒プロジェクト管理に自信をつけたいなら取ればいいと思います
 ⇒迷うならとらなくてもいいと思います

PMPとは

PMP(Project Management Professional)の説明は以下です。

PMP® とは、PMI 本部が認定しているプロジェクトマネジメントに関する国際資格です。
PMP® 試験は、受験者のプロジェクトマネジメントに関する経験、教育、知識を測り、プロフェッショナルとしての確認を目的として実施されます。
専門知識を有していることを証明するために、米国PMI本部が資格認定を行うものであり、法的な資格、免許ではありません。
PMP® 資格は、プロジェクトマネジメントに関する資格のデファクト・スタンダードとして広く認知されており、プロジェクトマネジメント・スキルの評価基準として、IT・建設をはじめとする多くの業界から注目されています。

引用:Project Management Institute Japan「PMP® (プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル) とは」より

PMPを取得した理由

僕は2014年にPMPを取得しました。
当時僕はIT企業に勤めていて、お客さんの会社に自社が開発したパッケージシステムを導入するというような仕事をしていました。
パッケージシステムを導入する際、お客さんは自社の業務がやりやすいようにそのパッケージシステムをカスタマイズします。
カスタマイズの仕様を決めたり、決めた仕様をもとに開発しお客さんの会社でうまく業務がまわるようお手伝いするのが僕の仕事でした。

PMPを取得しようと思ったのは、どういう手順で仕様やスケジュールを決め、管理していけばいいかわかっている人がおらず、みんな困っていたからです。

お客さんはパッケージシステムを導入する際、他にも複数のシステムを同時に導入しようとしていました。
新しくシステムを使い始めたときには業務がうまくまわらず、一度やり直しになったりしました。

PMPをとった結果

PMPを勉強するとプロジェクトの進め方がわかります。
どういうドキュメントを作って、どういう手順で進めていけばよいか、ということです。
これはシステム開発だけでなく、どんなプロジェクト(建築とか)でも使えるそうです。
実際の業務ではPMPの考え方が役に立つことがあります。

例えば、PMPでは最初に「プロジェクト憲章」を作れ、とか書いてあります。
「プロジェクト憲章」というのは最初にどういうシステムを作るのかをドキュメントにしたものですが、「プロジェクト憲章」という名前ではなくても、最初にお客さんにそういうものを作ってもらわないといけない、という考え方は同じです。

PMPをもっていると、プロジェクトの進め方について自信がもてます。
また、持っている人が少ないことや取得することがちょっと難しいため、一目をおかれたります。
あとは「PMP持ってます」と言えることもメリットだと思います。
転職とかの際に給料が上がるかどうかはちょっとわかりません。
多分あまり変わらないと思います。

デメリットとしては、3年置きに更新が必要でそのたびに1万円取られます。
また、PMPを維持するための自己研鑽をして、その内容をPMI(Project Management Institute)に報告しないといけないのでめんどいです。

とらなくても勉強すれば業務では生かせると思うので、迷うなら取らなくていいと思います。

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